KATHARINE HAMNETT EYECATCH

KATHARINE HAMNETT

KATHARINE HAMNETT

キャサリン・ハムネットは国際色豊かな恵まれた幼少期を過ごした。

5歳でパリ、8歳でルーマニア、そして15歳でストックホルムに渡りヨーロッパ中を転々と過ごす中英国の外交官として勤めていた父親の影響もあり16歳の時から社交の場に参加するなど積極的に外交の世界にも足を運んでいた。

イギリスの由緒ある学校で教育を受け、後にセントラル・セント・マーチンズ芸術大学を卒業したキャサリン・ハムネットはこのような生い立ちを経て独自の感性や考え方などを形成していった。

彼女の伝統的な英国デザインへの愛着はその生い立ちの中で受けた影響がとても大きくロンドンのジャーミンストリートにある靴店のトリッカーズや老舗ファクトリーブランドのジョン・スメドレーはキャサリン・ハムネットに大いなるインスピレーションを与えることになる。

そして、今日でも愛用され続けているイギリスにおけるレインコートの代名詞とも言われるマッキントッシュ。

偶然にもこのブランドの創業者の曾孫エリザベス・マッキントッシュと同じ学校に通っていた事もありキャサリン・ハムネットは同じくこのブランドに影響を受けた。

キャサリン・ハムネットは様々なイギリスの工場と共に商品を世に送り出し全世界で販売を伸ばすことによって歴史ある英国ブランドの存続に力を注ぎ込んだファッション界の先駆者なのである。

BRAND HISTORY

1965-69

1965-69

セントラル・セントマーチンズ芸術大学に入学。
ファッションデザインを学ぶ。

1969-75

1969-75

Anne Buckと共に
TUTTABANKEMを立ち上げる。

1979

1979

KATHARINE HAMNETT 社設立。

1983

1983

Cotton Designer of the Yearを受賞。コレクションが好評を博し
世界中で販売されるきっかけとなる。
「Choose Life」をはじめとするスローガンTシャツコレクションを発表。
同時に、新たなブランドKATHARINE HAMNETT LONDON MENSWEARと
KATHARINE HAMNETT DENIMを発表。
プレスだけでなくバイヤーからも高い評価を受ける。

1984

1984

British Fashion CouncilからDesigner of the Yearを贈られる。
さらにBath Costume MuseumのMenswear Designer of the Yearを受賞。
当時の首相サッチャーの主催するイベントに「85% DON’T WANT PERSHING(国民の85%はアメリカ製弾道ミサイル、パーシングを望んでいない)」とプリントされたTシャツを着て出席した。

1985

1985

東京で行われたファッションショーに
山本耀司、川久保玲らと参加。
「Think Global/グローバルに考えよう」と
題されたA/Wコレクションを実施。

1986

1986

「Power Dressing」と銘打ったA/Wコレクションでは
1980年代のライフスタイルを具現化。
A/Wコレクションからボクサーショーツに
コンドームポケットが取り付けられた。

1987

1987

パリで初めて行われたS/Sコレクションでは、ウィメンズのテーマを「Chic」
メンズを「Smart」とし、1980年代のキャサリン・ハムネットの
ブランドのスタイルをより明確に提示。
A/Wコレクションではウィメンズが「Hot Couture」
メンズが「Practical Romance」と題されたショーが行われ
前例を見ない大成功を収めた。
この年、ロンドンのスローン・ストリートに旗艦店をオープンさせる。

1988

1988

British Knitwear and Clothing Councilから
その輸出に対する功績が称えられ、賞が贈られる。
「World Peace Now/世界平和を今」と題されたコレクションが好評を博した。
A/Wは「Pre-Raphaelites/ラファエル前派」のテーマと共に
これまでとは全く異なる方向性を示した。

1989

1989

HAMNETT ACTIVE 発売。
繊維産業が地球環境とその産業に携わるコットンファームに
どれだけ悪影響を及ぼしているかを知り、繊維産業の変革をすべく
「Clean Up or Die/浄化か、それとも死か」と銘打った
A/Wコレクションがロンドンで行われた。

1990

1990

キャットウォークショーの舞台をパリに移す。
「Cancel the Third World Debt/第三世界の負債をなくそう」と題された
A/Wコレクションを実施。
Almeida劇場でのBallet Rambert による「Strong Language」
三島由紀夫の「サド侯爵夫人」のコスチュームをデザイン。

1991

1991

「Green Cotton by the Year 2000/2000年までのグリーンコットン」を
掲げたS/Sコレクションは、Environmental Cotton 2000 の
プログラムによって始められた方針を反映。
この年、KATHARINE HAMNETT社は
湾岸戦争の勃発を受けてキャットウォークショーを行わず
代わりに「Katharine Hamnett - The Movie」
(Naomi Campbell主演 )をプロデュース。

1992

1992

深刻な湾岸戦争後の不況ムードが続く中
「Post Materialism/物質主義以降」と打ったS/Sコレクション
続いて「Berlin/ベルリン」と題されたA/Wコレクションを行う。

1993

1993

A/Wのウィメンズコレクション
「Yes」から再び活況を呈す。
また、メンズのショーを
初めてミラノで開催する。

1994

1994

S/Sウィメンズコレクションを
初めてミラノで発表。
エイズのチャリティーイベント
「The Quilts of Love/
愛のキルト」に参加。
Juergen Teller撮影による
1994年度の広告キャンペーンが
Marie Claire/IGEDOの
Fashion Advertising in Germanyを受賞。

1995

1995

キャサリン・ハムネットが再びロンドンでS/Sコレクションを
発表するというニュースが新聞の一面を飾った。

1996

1996

KATHARINE HAMNETT LONDONの旗艦店を
環境に配慮した店舗にリニューアルオープンさせる。
建築家の David Chipperfield が設計を行った。

1997

1997

S/Sコレクションを「SAVE THE TIBET/ダライ・ラマ の為に」と題し
社会問題を提案。つづくA/Wでは阪神大震災における
住宅問題に対し「It‘s your RESPONSIBILITY/政府に訴えるのは
あなた自身の責任」のメッセージと共にコレクションを行った。
1998 S/Sコレクションに向けたLONDON FASHION WEEKで
2本目の映画となる「Lost Luggage」の試写会を行う。

1998

1998

KATHARINE HAMNETT DENIMとHAMNETT ACTIVEが統合。
HAMNETTとして新しく生まれ変わる。
Dalai Lamaからの引用で
「Constantly Cultivate Only A Joyful Mind/
楽しい気持ちだけをずっと開拓しよう」
をメッセージとしたコレクションを発表。

1999

1999

S/Sコレクション「Danger Bioengineering」では
遺伝子工学を問題化。A/Wではミレニアムに
対するメッセージ「Party Here/ミレニアムをポジティブな
気持ちで迎えよう」を東京・六本木にて発表。
2000 S/Sコレクションに新素材ORGANIC WOOLを登用
東京にて記者発表。
テーマは「A NEW DAWN FOR A GOLDEN ERA/黄金時代への幕開け」
「LOVER」をコンセプトに全ての人、文化に対しての愛を表現。

2000

2000

ミレニアムキャンペーンとし
地球の為一人一本の木を育てるキャンペーンを実施。
フォトグラファーユニット「HOTTOCK CAMERA CLUB」を結成。
00 S/Sのメッセージは"God is Watching Look Busy"
テーマはメンズが「PLAYBOY」、ウィメンズが「GLAMTASTIC」。

2001

2001

メッセージは、"DRESSING AS ELEGANT THINKING AS FIEND"
テーマは、コンテンポラリーアフリカ
2001A/Wは、メンズのテーマを「SCREEN IDOL」、ウィメンズを
「1920'SHOW GIRL」と題し、"SWEETENESS & LIGHT"を
メッセージとした。HAMNETTラインを日本でもスタート。
9月のアメリカ同時多発テロ勃発を受け、世界平和を訴える為
キャットウォークショーをキャンセル、「NO WAR」キャンペーンをイギリス
スウェーデン、イタリア、日本で行い、大きな反響を呼んだ。

2003

2003

LONDON FASHION WEEKにて、03 A/Wウィメンズコレクションを開催。
キャットウォークでは「STOP WAR BLAIR OUT」のTシャツがフィーチャーされ
その模様は各国で報道された。
キャサリン・ハムネットはOXFAM(英国の貧困者救済機関)に招待され
FAIR TRADE活動の一環として
アフリカのマリやコットンファームを訪れアフリカ政府などと面会し
FAIR TRADEに対しての認識を向上してもらうよう努めた。
この年にアフリカで目撃した光景が大きな影響を与え
以降、キャサリン・ハムネットのライフワークとなる活動を精力的に行うようになる。

2004

2004

04 S/SコレクションにNaomi Campbellを起用し「USE A CONDOM」や
「SAVE AFRICA」のTシャツを着用。
コンドームの重要性を唱えたメッセージを掲げた。

2006

2006

倫理的に、また環境的に良いと証明された高品質な原料や
生産工程(全世界の農家、梱包や配送に至るまで)を
波及させる為に力を注ぐ、KATHARINE E HAMNETTコレクションを
LONDON FASHION WEEKにて発表。
テスコ(英国大手のスーパーマーケット)と契約を交わし
オーガニックコットンコレクションを発表。
オンラインストアを立ち上げ活動内容を紹介。

2008

2008

9月東京ミッドタウンにて「ファッション」と「環境」の2つのテーマを
クロスオーバーさせるトークイベントを実施。司会進行にいとうせいこう。
出演者に、モデル・冨永愛、デザイナー・信國大志。
さらにスペシャルゲストとしてキャサリン・ハムネットを招いて
「ECO×FASHION」を世界に向けて、日本から発信。

2011

2011

6月、今までの功績が王室に認められ
大英帝国勲章(コマンダー/CBEの称号)を受章。

2011

イギリスの高級百貨店Selfridgesの
「Project Ocean」に参加。

2012

2012

H&Mのエイズ撲滅プロジェクト
「Fashion Against AIDS」に参加。

2013

2013

環境保護団体が中心となって行った
絶滅の危機にさらされている“みつばち”を保護するための運動に
ヴィヴィアン・ウエストウッドと共に参加。

2016

2016

新ライン「KATHARINE HAMNETT」が
イメージラインとして誕生。

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