ABOUT

KATHARINE HAMNETT

キャサリン・ハムネットは国際色豊かな恵まれた幼少期を過ごした。

5歳でパリ、8歳でルーマニア、そして15歳でストックホルムに渡りヨーロッパ中を転々と過ごす中英国の外交官として勤めていた父親の影響もあり16歳の時から社交の場に参加するなど積極的に外交の世界にも足を運んでいた。

イギリスの由緒ある学校で教育を受け、後にセントラル・セント・マーチンズ芸術大学を卒業したキャサリン・ハムネットはこのような生い立ちを経て独自の感性や考え方などを形成していった。

彼女の伝統的な英国デザインへの愛着はその生い立ちの中で受けた影響がとても大きくロンドンのジャーミンストリートにある靴店のトリッカーズや老舗ファクトリーブランドのジョン・スメドレーはキャサリン・ハムネットに大いなるインスピレーションを与えることになる。そして、今日でも愛用され続けているイギリスにおけるレインコートの代名詞とも言われるマッキントッシュ。偶然にもこのブランドの創業者の曾孫エリザベス・マッキントッシュと同じ学校に通っていた事もありキャサリン・ハムネットは同じくこのブランドにも影響を受けた。

キャサリン・ハムネットは様々なイギリスの工場と共に商品を世に送り出し全世界で販売を伸ばすことによって歴史ある英国ブランドの存続に力を注ぎ込んだファッション界の先駆者なのである。

KATHARINE HAMNETT

BRAND BIOGRAPHY

Using Fashion to make a better world

Katharine Hamnett is British, global heritage brand founded in 1979, famous for making clothes, that combine utility, sex, quality and glamour.
Buy now, wear forever. Launching new fashion trend,creating new fabrics and inventing new technical processes,as well as using excess media attention to campaign on political,environmental and social issues.

Mission statement: to produce ethically and as environmentally as possible made products, alleviating poverty, and preserving traditional skills.

Everything has to have a reason for being, everything has to have a story.
The objective to produce product which is the best in the world: best supply chain,best social, environmental, cultural impact, and for the good of all living things.

ファッションを通して、より良い世界へ

実用性、メンズ&ウィメンズ、品質、魅力と全てを兼ね備えた世界に通ずるデザイナーキャサリン・ハムネットブランドは、1979年にイギリスで誕生。新しいファッションのトレンドを生み出し、新素材や技術の開発、政治や環境、社会の問題を投げかける活動は、様々なメディアを惹きつけてきた。

伝統技術を守り、貧困問題に真摯に取り組み、可能な限り環境やエシカル(環境保全や社会貢献共に倫理的)な生産背景で製品を作るというミッションを掲げている。

全てのことには意味があり、全てのことにストーリーがある。全ての生きるもののために、最良のサプライチェーン、倫理的に最も正しい社会的秩序、環境に配慮し、文化に影響を与える製品を作ることがキャサリン・ハムネットというブランドの最大の目的である。

HISTORY

  • 「KATHARINE HAMNETT LONDON」ブランドスタート。

  • Cotton Designer of the Yearを受賞。コレクションが好評を博し世界中で販売されるきっかけとなる。「Choose Life」をはじめとするスローガンTシャツコレクションを発表。

  • British Fashion CouncilからDesigner of the Yearを贈られる。さらにBath Costume Museumのenswear Designer of the Yearを受賞。

    当時の首相サッチャーの主催するイベントに「58% DON’T WANT PERSHING(国民の58%はアメリカ製弾道ミサイル、パーシングを望んでいない)」とプリントされたTシャツを着て出席した。

  • この年、ロンドンのスローン・ストリートに旗艦店をオープンさせる。

  • British Knitwear and Clothing Councilからその輸出に対する功績が称えられ、賞が贈られる。「World Peace Now/世界平和を今」と題されたコレクションが好評を博した。

  • 繊維産業が地球環境とその産業に携わるコットンファームにどれだけ悪影響を及ぼしているかを知り、繊維産業の変革をすべく「Clean Up or Die/浄化か、それとも死か」と銘打ったA/Wコレクションがロンドンで行われた。

  • キャットウォークショーの舞台をパリに移す。
    「Cancel the Third World Debt/第三世界の負債をなくそう」と題されたA/Wコレクションを実施。

  • この年、KATHARINE HAMNETT社は湾岸戦争の勃発を受けてキャットウォークショーを行わず代わり「Katharine Hamnett - The Movie」(Naomi Campbell主演 )をプロデュース。

  • 深刻な湾岸戦争後の不況ムードが続く中「Post Materialism/物質主義以降」と打ったS/Sコレクションを行う。

  • エイズのチャリティーイベント「The Quilts of Love/愛のキルト」に参加。Juergen Teller撮影による1994年度の広告キャンペーンがMarie Claire/IGEDOのFashion Advertising in Germanyを受賞。

  • 深刻な湾岸戦争後の不況ムードが続く中「Post Materialism/物質主義以降」と打ったS/Sコレクションを行う。

  • S/Sコレクションを「SAVE THE TIBET/ダライ・ラマ の為に」と題し社会問題を提案。つづくA/Wでは阪神大震災における住宅問題に対し「It‘s your RESPONSIBILITY/政府に訴えるのはあなた自身の責任」のメッセージと共にコレクションを行った。
    1998 S/Sコレクションに向けたLONDON FASHION WEEKで2本目の映画となる「Lost Luggage」の試写会を行う。

  • ミレニアムキャンペーンとし地球の為一人一本の木を育てるキャンペーンを実施。フォトグラファーユニット「HOTTOCK CAMERA CLUB」を結成。
    00 S/Sのメッセージは”God is Watching Look Busy”

  • 9月のアメリカ同時多発テロ勃発を受け、世界平和を訴える為キャットウォークショーをキャンセル、「NO WAR」キャンペーンをイギリス、スウェーデン、イタリア、日本で行い、大きな反響を呼んだ。

  • LONDON FASHION WEEKにて、03 A/Wウィメンズコレクションを開催。キャットウォークでは「STOP WAR BLAIR OUT」のTシャツがフィーチャーされその模様は各国で報道された。
    キャサリン・ハムネットはOXFAM(英国の貧困者救済機関)に招待されFAIR TRADE活動の一環としてアフリカのマリやコットンファームを訪れアフリカ政府などと面会しFAIR TRADEに対しての認識を向上してもらうよう努めた。
    この年にアフリカで目撃した光景が大きな影響を与え以降、キャサリン・ハムネットのライフワークとなる活動を精力的に行うようになる。

  • 倫理的に、また環境的に良いと証明された高品質な原料や生産工程(全世界の農家、梱包や配送に至るまで)を波及させる為に力を注ぐ、KATHARINE E HAMNETTコレクションをLONDON FASHION WEEKにて発表。
    テスコ(英国大手のスーパーマーケット)と契約を交わしオーガニックコットンコレクションを発表。
    オンラインストアを立ち上げ活動内容を紹介。

  • 6月、今までの功績が王室に認められ大英帝国勲章(コマンダー/CBEの称号)を受章。

  • 環境保護団体が中心となって行った絶滅の危機にさらされている“みつばち”を保護するための運動にヴィヴィアン・ウエストウッドと共に参加。

  • 新ライン「KATHARINE HAMNETT」がイメージラインとして誕生。

  • Cotton Designer of the Yearを受賞。コレクションが好評を博し世界中で販売されるきっかけとなる。「Choose Life」をはじめとするスローガンTシャツコレクションを発表。

  • この年、ロンドンのスローン・ストリートに旗艦店をオープンさせる。

  • 繊維産業が地球環境とその産業に携わるコットンファームにどれだけ悪影響を及ぼしているかを知り、繊維産業の変革をすべく「Clean Up or Die/浄化か、それとも死か」と銘打ったA/Wコレクションがロンドンで行われた。

  • この年、KATHARINE HAMNETT社は湾岸戦争の勃発を受けてキャットウォークショーを行わず代わり「Katharine Hamnett - The Movie」(Naomi Campbell主演 )をプロデュース。

  • エイズのチャリティーイベント「The Quilts of Love/愛のキルト」に参加。Juergen Teller撮影による1994年度の広告キャンペーンがMarie Claire/IGEDOのFashion Advertising in Germanyを受賞。

  • S/Sコレクションを「SAVE THE TIBET/ダライ・ラマ の為に」と題し社会問題を提案。つづくA/Wでは阪神大震災における住宅問題に対し「It‘s your RESPONSIBILITY/政府に訴えるのはあなた自身の責任」のメッセージと共にコレクションを行った。
    1998 S/Sコレクションに向けたLONDON FASHION WEEKで2本目の映画となる「Lost Luggage」の試写会を行う。

  • 9月のアメリカ同時多発テロ勃発を受け、世界平和を訴える為キャットウォークショーをキャンセル、「NO WAR」キャンペーンをイギリス、スウェーデン、イタリア、日本で行い、大きな反響を呼んだ。

  • 倫理的に、また環境的に良いと証明された高品質な原料や生産工程(全世界の農家、梱包や配送に至るまで)を波及させる為に力を注ぐ、KATHARINE E HAMNETTコレクションをLONDON FASHION WEEKにて発表。
    テスコ(英国大手のスーパーマーケット)と契約を交わしオーガニックコットンコレクションを発表。
    オンラインストアを立ち上げ活動内容を紹介。

  • 環境保護団体が中心となって行った絶滅の危機にさらされている“みつばち”を保護するための運動にヴィヴィアン・ウエストウッドと共に参加。