こんにちは!
「Roots & Shoots」の投稿、2回目となる今回は子供たちの様子の取り組みの様子をお届けします。
(1回目はこちら→ACT LOCAL THINK GLOBAL – KATHARINE HAMNETT LONDON)
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まずは3つのワークショップを通して、体験を楽しみながら、その活動の背景を学びました。
1つ目は、植物の種植えです。
プラスチックを使用せずに、グリーンカーテンになる夏野菜の種をポットに植え、それぞれが家に持ち帰りました。実際に土や種に触れる体験は、自然環境について考えるよいきっかけとなりますね。さらに紙芝居を通して植物が人間・動物・社会に与える影響についても意見を出し合いました。
2つ目は、牛乳パックを使った和紙作りです。
学生たちが回収した古紙(牛乳パック)を活かした取り組みで、牛乳パックを細かくちぎってふやかしミキサーにかけ、漉いてシート状にした後、平らなところに貼って乾かすと、再び紙として使えます。
生活で発生するごみを自らの手で再資源化するという取り組みは、身の回りの不用品が循環して資源になり得る、ということを学びました。
3つ目は、みつろうラップづくりです。
養蜂農家さんのご協力の元、みつろう(蜜蜂の巣から採取できる天然のワックス)と、不要になった布でみつろうラップを作成しました。
みつろうラップはその性質上、冷蔵庫では固く・常温では柔らかくなり、水洗いをして繰り返し何度も使うことができるため、プラスチックごみの削減につながります。
養蜂農家さんからは、蜂がいかに私たちの生活・地球の生物に密接に関わっているかという点についても学びました。
わたしたちのスローガンにも蜂を大切にするという思いから誕生したものがあるので、今度また本コラムにて紹介させていただきます。
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そして「Roots & Shoots」を掲げて活動している全国の学生たちの活動報告発表がありました。
一部を抜粋してご紹介します。
・家族でクラウドファンディングに挑戦し、アフリカの子供たちの支援
・企業と連携し、毎日捨てるコンタクトレンズのケースを回収・リサイクル
・1からわからないことを調べ、仲間を増やして地域の動物問題を解決する
・海外でRoots & Shoots に取り組む学生たちと情報交換・報告をして視野を広げる
多種多様な活動内容・拠点で、子供たちが自主的に取り組みを行っている姿に心が動かされました。
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身近な何かについて、知りたい・何とかしたいと思う。
そして、思い立った時に行動にうつしてみる。
そんな草の根的な活動に加え、それを発信して次のアクションへ進むというRoots & Shoots のアクションを今回のボランティアを通して知ることができました。
そして、これは活動や結果の規模の大小に関わらず、どんな年齢であっても、やる意義があるのだと改めて気づかされました。
引き続き、全世界の Roots &Shoots を応援しながら、
私たちもできることから実践し、活動してまいります。
皆さまも一歩踏み出す際は、是非Roots & Shoots のプロセスを意識してみてはいかがでしょうか。
**6月に、Roots&Shootsの提唱者であるジェーン・グードル氏が来日いたします。その様子も共有させていただくので、楽しみにお待ちください!**